Vine5.1(64bit版)構築記



これはデスクトップ用途として組んだ7号機のVine5.1(64bit版)の構築記録です。
32bit版と手順が違うのはフラッシュプレイヤーとJavaプラグインぐらいのものと思います。

・取得
2010/07/24
Vineホームページを見ると、いつの間にか5.1にヴァージョンアップしていたことと、 x64ヴァージョンが存在することに気づき、isoを取得した。
また、Linuxがちょっと前に、nForce系のビデオドライバをサポートしたことを知っていたし、 x64ヴァージョンも来たならインストールディスクでRAIDも扱えるのでは? と期待してのものだった。

・インストール
XPのRAID構成はそのままに、論理ドライブDを削除し、 空きを作って備える。また、念の為、非RAIDのSATA一機(データは空)を外付けにつけてスタンバイ。
パーティション設定前、 「sda が壊れてる、フォーマットするか?」みたいな問いが出る。
この時点で以前のヴァージョンとは違っていた。
 以前のVine5では、インストール対象が存在せえへんで〜といわれた。
 RAIDじゃないSATA HDDをつけてもダメだったので、以前Ver.はICH9RのAHCIを認識してなかったのだろう。
 ※おそらくBIOS設定でAHCI→SATAかIDEモードに変更すれば問題なかったと思われるが、  RAID使えないんじゃ意味ないし、とか思ってた。


ただ、上のメッセージが出た事で、あぁやっぱRAID無理なんかな、と思った。 とりあえずキャンセル。 あれ?消えない。キャンセル連打。
 ※実は、sdaがsdbに変わっての同様の質問だったのだが、気付かなかった。
 sdaもsdbも、6号機のRAID0のディスクだったから、壊れてると認識された。
3度目は、メッセージが違ってて、たしか、「このディスクに入れるか?」みたいな質問だったということはかろうじて気づいた。
よって、RAID構成の中に入れるのはなんか無理そうだけど、普通に入れるなら大丈夫そうと思った。
ここで方針転換し、外付けディスクに入れることを決めた。

でも、この時点で一応なんか気持ち悪かったので、何度かやり直し。たぶん三回目でミスを犯す。

なぜかRAID2つまとめてのVolume0を「sda」と認識しているのだと思い込み、
次のsdbを外付けだと決め付けて上記の問いに答え、
パーティションテーブルをフォーマットしてしまったのだ(苦笑)
次に、もう一度sdcはどうすんの?と聞かれた時に、「あっ。。」だった(泣;)
 ここの本当の正解は、sdaとsdbがRAIDdiskのペアで、sdcが外付けなのだが、
 この時点では/dev/mapper/以下のデバイスを知らなかったため、
 sdaがRAIDディスク二つまとめてで、sdbが外付けと認識されたと思ってた。


・復旧作業(苦笑)
ここで一旦インストールを中断し、XPを入れたIDE DISKを外付けに挿入し、
BIOSでBOOTディスクを変更し、復旧作業に入る。。。
このマシンのRAIDは過去に何度か壊れてる。
そのため、復旧の為だけに60GのIDE-HDDに7号機の構成でXPをインストールしたものを作ってあるのだ。
RAID0構成のため、初めて壊れた時は最初は全滅した。。と諦めたものだが、実は普通の非RAID構成ディスクとあまり変わりなく、FAINAL DATAでデータの救出しができる。
軽微なものなら、XP開始時のスキャンディスクであっさり修復されてしまうのだが、
そうでない場合はFINAL DATAでデータを救い出した後、 RAIDのユーティリティで問題のあった方のディスクのマークを解除し、 当該論理ドライブをフォーマットする、という手順になる。
また、ファイルテーブルが壊れただけなら、FINAL DATAを使うまでもなく、 「testdisk」でテーブルを修復し、マーク解除だけで速攻終われる。
今回はtestdiskだけで済んだ。

・再挑戦
無事XPが復旧したので再度VINEのインストール作業に。
ま、2度目なんで間違いようもなく、sda、sdbは触らずにsdcをきっちり選び、
GRUBもマスターブート(=sda)を選ばずに、 オプションをちゃんと選んで sdcの最初に入れるように変更し、インストール完了。
そしてさぁ再起動後いよいよ!と思ったら、「GRUB」で止まりました(苦笑)
何度やってもダメ。

あ、やっぱあれか、GRUBの入れ所がマスターブートじゃないしなぁ。。
しかしマスターいうても現状がRAIDの片割れをマスターと見ている限り、 絶対おかしくなるから入れるの厳禁だろうしなぁ。。
あ、もしかして、LBA32強制。。なんちゃらのオプションつければいけるのか?
と、インストールディスクをもう一度入れて、 全部入れじゃなく、アップグレード(だったっけ?)を選んで、 既存のインストールを再度することなく、GRUBだけ再修正してみたが、 やっぱむりだった。 もっとも、「カーネルが変わってないのでGRUBは修正されません」とでたので、 上書きされてないかもしれないけど。。

その後、インストールディスクからレスキューモードでの起動を試みるも、 日本語キーボードを選んだ後にフリーズ、
それなら英語モードで、と試すもやっぱフリーズ。
根本的にやはりディスク認識に問題ありなのではと思い、 ようやくBIOSの設定に着目する。
そういや、6号機のインストールの時も、 ちゃんと入っているのに初め起動できなかったのは、 BIOSでSATAがRAIDモードのままだったせいなのを思い出した。
6号機ではこれを通常のSATAモードにしただけで起動できたのだ。
それを期待したのだが、残念ながら無理だった。。
それならもう物理的にRAID側の線を抜いて、単純構成にして起動させたら? と思ったのだが、これもダメだった。
後はフロッピー起動ぐらい?一応2号機用のフロッピーをさしてみるも、
やはり構成が全く違う上に、マザー形式が断然新しいデバイスなので認識できるわけもなく。
新しくフロッピー作る?と思うが、 今回のものはフロッピーに収められるような小さなカーネルではないようで、 提供自体されてなさそう。
ここで一旦諦めた。。

2時間ほどの睡眠後、以下を閃く。
いかに単純構成にしようが、sdc としてインストールしているものを 1ディスク起動で始めてちゃんと起動できるものだろうか?
また、ちゃんと認識できるディスクを2つ用意して sda、sdb、sdc体制になったにしても、 マスターブートであるsdaの先頭512byteに入れなきゃ結局上手く動かんのだろうし、 そもそも、RAIDのXPは置いておきたいのでsda、sdbは変えられない。
それならIDEをブート用にわざわざくっつけるか?
単純にディスクの無駄だろう。それならIDEにインストールする?
いやいや、このマシンでIDEにいれるのはやっぱあれだろ。。
とか色々めぐらした後、 完全に単純構成にした状態でインストールすれば、 sda としてインストールされるし、マスターブートもコイツになるじゃないか! と、一番簡単で至極当然当たり前の結論に至った。
そして、上記の通り、単純構成で再インストール後、無事、起動することが出来ました。
Grubには、この後もう一度悩まされることになるが、それはまた後日。


・デバイスの認識具合
Videoカード インストール時に既に完璧な解像度だった。全く無問題。

ネットワークカード(on bord) 自動認識されるのでまったく無問題。インストール時のIP、NETWORK、GATEWAY、DNS設定以後、何も触ることなし。
サウンドカード 普通に音が鳴らなかったので、 オンボードが優先されてるのだろうなと思ったが、 システム→サウンド。。でみると、ちゃんとONKYO SE200-PCIがもろ認識されていた! すげー!でもなんでならないの?と思った。
以前のバージョンでは何故か音量が0がデフォルトだったりしたので、 その辺りかな?といろいろ見ていると、原因はアナログ接続がデフォルトになっていたからだった。 その部分を変えれば無事、音出ました!


2010/09/08 追記:音がならなくなった時の症状と対処: ある時から突然音が出なくなった。 システム→設定→ハードウェア→サウンド (=gnome-volume-control)でも 「サウンド・システムからの応答待ちです」のメッセージが出て使えないし、 アプリケーション→サウンドとビデオ→PulseAudio ボリュームココントロール (=pavucontrol) も「Connection failed: Connection refused」が出て使えないしでお手上げだった。 どうもPulseAudioが怪しい (以下の取消部分はやらなくていい作業だった)ということで一旦関連をapt-get remove し、 alsaconf でデバイスを設定し直した後で再起動し、 もういっかい apt-get install pulseaudio してから alsamixer で仮ボリューム設定するとかで、 ようやくなんとか gnome-volume-control と pavucontrol が使えるようになった。 pavucontrolでデジタル出力に変更して完了。 しかし、Audiciousだけなんかならないぞ?出力プラグイン設定を変更したら直った。 今にして思えば、この前のカーネルの変更がAlsa関連だったのも影響してたのか?
2010/09/10 追記:音の問題は、全く別の所から発生したものだった。 原因は、VNC Server。rc.localで別ユーザにて起動していたのだが、 当然のようにxstartupは、/etc/X11/xinit/xinitrcをコピーしているため、デスクトップで起動するアプリは全て起動することになる。 この疑似環境のXが先に立ち上がるため、X起動時に起動される設定になっている、pulseaudioがこのユーザ権限で起動し、 メインユーザでログインした時にアクセス拒否されていたというカラクリだったよう。難しいねぇ。。 とりあえずそのユーザで pulseaudio --kill した後、改めてメインユーザで pulseaudio --start すれば復旧する。 根本解決としては、VNCは後起動にしようかと思ったが、VNC起動前にメインユーザでpulseaudioを起動するようにrc.localに書き込むことにした。
su -l (mainユーザ) -c "pulseaudio --start --log-target=syslog"
それか、どうせvnc起動ユーザでは音なんか使わんのだから、VNC起動後に、
su -l (vnc起動ユーザ) -c "pulse audio --kill" とかかな。

上の方法でもいいが、メインじゃないユーザで最初にログインしてしまうと同じ問題が起きるので、 vnc起動ユーザのPulseAudio自動起動をやめるように設定するのが一番。 システムメニューから設定できることに気づいたので(気づくのが遅い。。)
[システム]-->[設定]-->[ユーザ向け]-->[自動起動するアプリ]で、PulseAudio Sound Systemのチェックをはずす。
しかし、頑固に起動されます。。音関係を全て起動しないようにしてみたがダメ。チェックはずすだけじゃダメなのか? 削除はなんか嫌なのでヤメて、上の方法に戻した。
外付けのプラグ アンド プレイ 外付けの抜き差しにも完全に対応してる。 XPだと外付けを差して電源を入れた後、わざわざデバイスの再認識をさせないとダメだったが、 自動でマウントされるので、XPより楽。
RAID (2010/08/09 追記) 長らくほったらかしにしてたのだが、いい加減、 ディスクの抜き差しやBIOSでのブート順切り替えによるOSの切り替えは情けなくなってきたので、 8月になってから取り組む。 fdisk -l でみると、物理ディスクsda、sdb、sdcが見えるだけで、RAIDはどうなってるのか不明で、 sdbの中にXP領域が存在するように見えるので、そこをどうにかするのか?とか思っていたが、 RAIDがどうやって認識されるのか、また、そもそも対応済みなのかはしばらく謎のままだったが、 [アプリケーション]→[システムツール]→[System Profiler and Benchmark] や、 [アプリケーション]→[システムツール]→[Gparted パーティション編集ツール] を見てみると、 あっさり認識されていることに気づいた(笑) インストール直後から認識できていたのか、apt-get upgrade後にできるようになったのかは今となっては不明。


/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p がそうなのね。 そうとわかれば早速マウントテスト。
mount -t ntfs /dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p1 /mnt 。あっさり成功。
以後、起動時にマウントするように、マウントポイントを作成後、/etc/fstabに下のように記述
/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p1    /WinXP  ntfs    uid=0,gid=333,umask=0027        0 0
/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p2    /music  ntfs    uid=502,gid=333,umask=0002      0 0
/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p3    /dvdiso ntfs    uid=502,gid=333,umask=0002      0 0
XP OS領域はrootの持ちものとし、一般ユーザでは見れないように、gid=333に属するユーザはリードのみで、
他の領域は、メインユーザ(uid=502)の持ちものとし、gid=333に属するユーザが読み書き可能、他はリードのみとする。

後はgrub。/boot/grub/menu.lstには、3〜6号機と同様書式で以下のようにXPのtitle欄を書いていた。
title WinXP
	rootnoverify (hd1,0)
	chainloader +1
(hd1)は決め打ちでhd2〜hd4まで試したが、hd1では停止したまま、hd2以降はdiskがおかしいとか、ないとかいわれ、 起動できなかった。
そもそも、単純構成でインストールした為、device.map には、
(hd0) /dev/sda
しか記されておらず、認識できるわけないか、と思い、grubの再インストールを試みる。
まずは失敗を防ぐ為、ddで全てのディスクのmbrをバックアップし、 /boot/grub 以下もバックアップした後、
grub-install --root-directory=/ /dev/sdc  を実行。デバイスマップには以下がエントリーされた。
(hd0)     /dev/sda
(hd1)     /dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0
(hd2)     /dev/sdb
(hd3)     /dev/sdc
これを見ると、(hd0)=/dev/sdaが、linuxをいれてる現状の/dev/sdcのことなのか、 それとも、文字通り(hd3)=/dev/sdcが/dev/sdcなのか迷うところだった。 結論から言うと、grub-installしたディスクが必ず (hd0)=/dev/sda(or hda)となるようだが、 はっきりいってこの時点ではわからんので、 menu.lstにはダミーでroot (hd0,0)と root (hd3,0)のタイトルを用意し、 WinXPのタイトルはまず間違いないだろうと hd1 のみを用意して起動した。
linuxは上記どおり、hd0で無事起動したのだが、XPは起動できなかった。動き的には以前と同様だった。
いろいろ試したが、正解の結論から言うと記述の追加が必要だった。以下で無事起動完了。
title WinXP
        map (hd0) (hd1)
        map (hd1) (hd0)
        rootnoverify (hd1,0)
        chainloader +1
ここでの map の記述は、デバイスの認識順が狂っても むりやりマッピングする、というものらしいが、 ま、よくわかんね。結局、grubの再インストールも必要なかったんじゃねぇか?

あとは、RAID内にlinux領域を作ってシステムをまるごとコピーして移し、 grubを /dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0 にインストールすれば おそらくRAIDから起動できるだろうけど、今回はそこまでやりませんでした。 また気分が乗ればやるかもね。

RAID内から起動 (2010/08/19 追記)
/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p2 に /boot
/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p3 に /
/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p5 に swap
を作り、システムをsdcからコピーし、起動実験を試みた。
領域の作成はGparted パーティション編集ツールでサクッとつくり、
コピーは / 以下のディレクトリ(procとsys除く) を それぞれ tarで固めて展開する方法でコピーした。
※cp -R でのコピーでは後々いろいろ問題(例えば実行権限の問題等でhaldaemonが起動できなかったりとか)が出たのでtarでやり直した。
なお、x86_64bitバージョンでは、/var/log/lastlog & faillog が1.2TBに見えてしまうバグがあるようで、こいつがtarで固められなさげだったので削除した。
lastlog、faillogは削除しても特に問題はない。再度利用したい場合は、touch しておけば再生される。
また、最初はdd でコピーしたのだがlvmフォーマットそのままコピーになってしまいマウントできなかった。
lvm をイマイチ理解不足なこともあり勉強するのもハマりそうだったので、 まずは普通に ext3 の領域として作成して上記方法でコピーした。
コピー後、fstab を修正し、/ と /bootと、swap のマウントデバイスを /dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Vokume0のものに書き換える。
/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p3 /          ext3    defaults        1 1
/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p2 /boot      ext3    defaults        1 2
none                    /dev/pts                devpts  gid=5,mode=620  0 0
none                    /dev/shm                tmpfs   defaults        0 0
none                    /proc                   proc    defaults        0 0
none                    /sys                    sysfs   defaults        0 0
/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p5 swap       swap    defaults        0 0
/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p1    /WinXP  ntfs    uid=0,gid=333,umask=0027        0 0
/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p6    /music  ntfs    uid=502,gid=333,umask=0002      0 0
/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p7    /dvdiso ntfs    uid=502,gid=333,umask=0002      0 0

次に、RAID領域に grubを入れるのは後回しにして、とりあえず sdcからgrub起動することを前提に、 sdcの/boot/grub/menu.lstに RAID領域から起動するメニューを追加する。
title Vine Linux (RAID DISK)
        root (hd0,0)
        kernel /vmlinuz ro root=/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p3 resume=swap:/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p5 vga=0x314 splash=silent
        initrd /initrd.img
で、起動すると、Kernel Panicでしたw
どうも、/dev/mmapper/isw_〜が認識できていない様子。
いろいろ調べた結果、initrd.img の修正(※方法後述)に行き着く。
最初は raidドライバが入っていないのだろうと思ったが、ちゃんと含まれていた。
それなら何が原因か?dmraidが入ってないんちゃう?いや、これも入っている。
しかし、initrdの中にあるnashスクリプトの init の中で、dmraidの有効化が行われてないことに気がついた。
結論として、以下の赤字追加だけで修正は完了することになる。
〜前略〜
mkblkdevs
echo Scanning and configuring dmraid supported devices
dmraid -ay
echo Scanning logical volumes
lvm vgscan --ignorelockingfailure
〜後略〜
新しい initrd.img を、別名(最新がinitrd-2.6.27-57vl5.imgだったので、 「vl6」にした)で /bootに保存し、 こいつを読むようにmenu.lstを修正。
title Vine Linux (RAID DISK)
        root (hd0,0)
        kernel /vmlinuz ro root=/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p3 resume=swap:/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p5 vga=0x314 splash=silent
        initrd /initrd-2.6.27-57vl6.img
これで再起動すると、うまく起動できました!

----------------------------------------------------------------
initrd修正方法:
まずはgzip&cpioで固められているinitrdを解凍・展開する。
※作業は、/root で行っているとする。
gzip -cd /boot/initrd-2.6.27-57vl5.img > initrd.img
mkdir -p img
cd img
cpio -i --make-directories < ../initrd.img
次に、上で示したようにinitを修正する。
修正後、固めて/boot/initrd-2.6.27-57vl6.imgとして保存。※作業は/root/imgで行っているとする。
find . | cpio --quiet -c -o | gzip -c > /boot/initrd-2.6.27-57vl6.img
----------------------------------------------------------------

最後にRAID内にgrubをインストール。
その前に、(RAIDディスクのほうの)/boot/grub/menu.lstを修正しておく。
title Vine Linux (Current kernel)
	root (hd0,1)
	kernel /vmlinuz ro root=/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p3 resume=swap:/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p5 vga=0x314 splash=silent
	initrd /initrd-2.6.27-57vl6.img

title WinXP 
        rootnoverify (hd0,0)
        chainloader +1
root(=boot領域)の列は、RAIDディスクの1番目の基本領域にはXPが入っているので、(hd0,1)に修正。
kernel や initrd は isw_〜のものを指定。
また、WinXPは同じ物理ディスク内なので、mapは必要なし(入れると起動できなかった2010/08/20追記)。

いよいよgrubインストールだが、grub-install ではエラーになるので、ブート時にコマンドラインを指定(= c でコマンドラインに入れる)し、手動でインストールした。
なお、grub起動時のハードディスク認識状態がわかりにくいため、sdcの/boot/にはc.txtを、RAIDの/bootにはa.txtを起き、
grubコマンドラインから、「find a.txt」して hd0なのか、hd1なのか、どちらにインストールすればいいのかを念のため確認した。
OS起動時、grub(=sdcから起動されたgrub)メニュー時に、「c」をおしてコマンドラインに移行。
念のため、hddがどうなっているか確認するため、「find a.txt」と打って確認。
(※sdcからの起動のため、sdcの方がhd0、isw_〜の方がhd1)
a.txtは hd1 にあったので、インストール対象はhd1と確定。
root指定、kernel指定、initrd指定をした後、setup する。
> root (hd1,1)
(メッセージの表示)
> kernel /vmlinuz root=/dev/mapper/isw_dbciahhdjb_Volume0p3
(メッセージの表示)
> initrd /initrd-2.6.27-57vl6.img
(メッセージの表示)
> setup (hd1) (hd1,1)
(メッセージの表示)
※これらは、メモ書きしておくか、あるいは、「cat /grub/menu.lst」として見ながら打つか、
 あと、ファイル名入力補完が効くので、途中まで打ってタブで補完させながら打つとかしないと難しいだろう
無事インストールできたら、そのまま「boot」するなり、「reboot」するなりして一旦OS起動させ、壊してないか見ておこう。
最後に、マシン終了後、sdcを外し、BIOS設定で起動ディスクをRAIDディスクにして正常に起動できるかどうか確認。無事、完了した。
sdc のシステムは、RAID破損等の緊急時バックアップディスクとしてとっておく。

カーネル更新時の再確認 (2010/08/25 追記)
aptでカーネル更新が通知されたのでupgradeしたのだが、initrdは自前で変更していたこともあり、 更新後のinitrdを再変更すべく解凍した。
しかし、心配をよそにちゃんと環境を見て再構築されるらしく、init スクリプトもちゃんと書き換えられていた。
lvm は使用してないのでその辺の記述もなくなっているし、bin以下に収められていたlvm自体もなくなっていた。
よって、menu.lst はその新しいカーネルとinitrdを利用するように書き直した。問題なく起動している。


・アプリケーション
JAVA 開発に使ったりするので真っ先に入れた。apt-getで手に入る。現在のバージョンは1.6.0_15。
東風荘 東風荘のjava版があるのでlinuxでも動くかな?と思ったのが発端。全く問題なく動く。
java -jar mj.jar &
デスクトップにランチャーを作って起動している。
※観戦モード。ユーザ名は消してます。
OpenOffice.org 自分はまとめ事等は殆どExcelを使って書いてるので、OpenOfficeのcalcは必須となっている。 これもapt-getで手に入る。(apt-get install openoffice.org)
2012/01/11 追記:2号機のvineをアップデートしたときに気づいたのだが、32bit版ではすでにopenoffice.orgは廃止になっており、 代わりにlibreOfficeに変更になっている。
firefoxのフラッシュプレイヤー(=libflashplayer.so) プラグイン(=*.so)の入れ場所が変わったらしい、と思ったが、 findしてみて、lib64 というディレクトリを見て、あぁ、64bit版だったわ、と思い出した。 そして、どうもフラッシュプレイヤーは32bit版しか出回ってないらしく、 64bit版のfire-foxではフラッシュは動かないらしい。そういや、Vistaでも64bitブラウザではダメだった。 対象方法の一つとしては64bit版を削除して32bit版を入れること、もあるが、 本末転倒なのでちゃんとしたものが出回るまでは、と一旦諦めた。 でもこれじゃYouTubeも見れないし、FX会社のアプリとかも使えないんだよな(苦笑) macromediaのホームページでは、Flash Playerの64bit対応は、 次のバージョン(10)で予定されているとあるが、現在は既に10.1となっている。 しかし、10で一度linux用にでたベータ版は一旦配布中止となったよう。 一旦諦めたが、以前のベータ版バイナリそのものをネットから入手し、無事見ることが出来るようになった。 なお、64bit版でのプラグインの格納場所は/usr/lib/以下ではなく、/usr/lib64/mozilla/plugins となっている。
2012/01/11追記:現在はapt-get で取得できるようになっている(flash-plugin)。versionは11.1。
YouTubeの大半(全部?)はflash動画なのですわ。
firefoxのJAVAプラグイン(=libjavaplugin_jni.so) 32ビット版と同じようにいれてみたが認識されず。。 どうも64ビット版では libnpjp2.so も必要なようだ。これがミソ。
libjavaplugin_jni.so と同じ場所( $JAVA_HOME/jre/lib/amd64/以下)に存在する。Intelマシンなのでamd64は気になるが問題はない。両方ともコピーせずとも、シンボリックリンクで十分だ。
動画プレイヤー(=Totem) まず、音量がやたら小さいため、ボリュームを最大にしておく。 また、いろいろプラグインやコーデックが必要。 ただし、今のところDVDのインターレース解除もできないし、WMVも見れないし、 結局こいつは使えないと判断するにいたり、 代わりに、GNOME MPLAYER を利用することになった。 (WMVはコーデックの問題なので下を入れたらこっちでも見れるようになってます)
Gnome-Mplayer これもいろいろ入れたが、32bit Vine5.0の msa-005で再度確認してみると、以下の3つで十分みたいだ。
apt-get install self-build-mplayer # mplayer本体とコーデック群(wmv含む)のインストール
apt-get install gnome-mplayer      # gnome用のmplayer。実際に使うのはこちらのアプリとなる。
apt-get install gecko-mediaplayer  # ブラウザ用のプラグイン(*.so)

インターレースの解除は、編集→設定→MPlayerタブで、「非インターレスビデオ」にチェック。
「フレームを落とす」にチェックをいれると、中途半端に解除できたりできなかったりするので、
落とさない方がいいだろう。
xmms 以前お世話になってたのでapt-getインストールしたが、文字化けがすさまじい。 これは、既に古い環境となった kde1系のプログラムであるため、サポートが打ち切られ気味なためらしい。 一応、対応方法は書いてくれていたので、それで対応した。
	1.xmmsで使用するfontのインストール
                rootで
                apt-get install xorg-x11-jpfonts
                cd /etc/X11/fontpath.d
                ln -s xorg-x11-jpfonts xorg-x11-jpfonts:pri=99
	2. 各ユーザで、
                cp /etc/gtk/gtkrc.jp ~/.gtkrc
                ln -s .gtkrc .gtkrc-1.2-gnome2

今後、gtk1のアプリケーションは捨てられていくものらしいので、あまり使わんかも。 ウチのデータベースで聞く場合でもブラウザのMplayerプラグインで聞けるし、 *.apeもMplayerで聞けるし、結局Mplayerが一番いいかなと。
Audacious やっぱMplayerで音楽聴くのはイマイチだし、 標準インストールされているrhythmboxはよさげなのだが文字化け対策が全然ダメ、xmmsは将来性ないということで、 やっぱ音楽専用のアプリは欲しいなと思い、cueシートも扱えるらしいこいつを入れた。 最近Windowsではずっとfoober使ってたので、cueが使えないのは違和感が強いのだ。 パッと見はこいつもWinamp形状だ。mp3/ape/tta/flac問題なし。文字化けもほぼなし。 だが、関連プログラム・プラグインを全てインストールしたと思うが、なぜかcueシート用のプラグインが入ってなかった。。 なんの依存が必要なのか全くわからないが、configure時点でnoになるようだ。 ま、それ以外は全ていけるので、基本こいつを使う。

2010/08/15現在、audaiciousのバージョンは2.3。本家の最新版も試したが、やはりcueはダメだった。
2010/08/16追記:どうも libcue が必要なようだが、Vine には存在しない。 別ディストリビューションのものを拾ってきてインストール(=libcue-1.3.0-2.el4.x86_64)。 audacious-plugins-2.3/src/cue/ で make してみると、libcue/libcue.h がないといわれた。 あ、devel 入れ忘れたわ、と libcue-devel-1.3.0-2.el4.x86_64 をいれるも、やはり同じ。 /usr/include を覗いてみると、libcue ではなく、libcue-1.3 となっており、 その下にlibcueディレクトリが居たので、シンボリックリンクで対応してmakeすると cue.soが出来た。 これを/usr/lib64/audacious/Container/ の下にコピー(make installでもいい)。さて、開けるか?と思ったが、落ちました(苦笑)

udacious: symbol lookup error: /usr/lib64/audacious/Container/cue.so: undefined symbol: cue_parse_string

その後、audacious本体をreinstallしたりした後で開けるようになった。 どのタイミングでできるようになったのかは不明。 一番最初に読み込みOKだっのがコマンドライン起動のケースだったので、 このケースに限ってオーケーなのか?と思ったがそうでもないみたいだ。 その後はドラッグアンドドロップでも、ファイルの追加でもオーケーとなった。 プレイリストにもちゃんと10曲なら10曲表示されるし、これならちゃんといけるんじゃね?と思ったが、 2曲目に移るところで問題が。。全部1曲目が演奏されるじゃん。。(苦笑) ダブルクリックでどの曲を指定しても全部1曲目。1曲目が終わったらまた1曲目。。ダメじゃん。。 あともう少しなんか足らんのかな。。それとも既存バグ?
また、別の問題として一部の2バイト文字が入ったFILE名でも起動できません。 cueシートをUTF8に変換したら問題なくいけるけど、9割がたSJISで作ってあるので、 それの内の一部で読み込めないです。
vnc 自分的には必須アプリ。6号機などはそもそもモニタ、キーボード、マウスをつなげてなかったりするし。 vncviewer、vncserverとも、apt-getで手に入る。 基本的に、linuxはtelnet、sshで十分なのだが、 4号機、6号機は 為替関連のアプリでどうしてもブラウザを使わなければならず、Xは必須となっている。
xautomation これも為替関連で4号機、6号機で必須となったマウス・キーボードエミュレーションアプリ。 Windowsでいえばuwscと同じ。何かと便利なので、7号機でも入れていろんなスクリプトに組み込んで使ってる。 これはapt-getでは手に入らない。
wine Windowsエミュレータ。2010/09/07に気づいたがapt-get install で入れられた。ちょっと前までは、あるけど無効。 入れられんよ、みたいなこと言われてたので、最近上げ直されたのだろう。しかし、メニューが文字化けてよくわからん。 winecfg自体が全く日本語化けてるのでどうしようもない。 一応、i_view32.exeとかは起動はできる。だがタイトルメニューは化けてる。でもなぜかメニューの中身はちゃんと日本語表示される。 vivi.exeとかも同じ。日本語入力もかなり怪しい動きをする。 monster-xとか、複雑そうなやつはdll不足だったり、その他の関連がどうので、簡単には正常動作できそうもない。
まず文字化け対策すべくいろいろ調べてみたが、未だ良くわからない。
まず、/usr/share/doc/wine-1.2 以下にあるfonts-replace-list.txtの通り*.regをregeditで読み込まそうとしたが読み込めん。。 直接user.regに書き込んでも状況かわらず。Fontsディレクトリにフォントをコピーするとか、いろんなページに書いてあることをやってみたが全滅。とりあえずお手上げ。
2010/09/07 05:22 追記:Fontに関しては解決。compat32-fontconfig を入れれば行けました。 64bitだけに起きる問題なんだろうね。32bitのフォントコンフィグ環境が必要だったようだ。
上記以後、とりあえずfoobar2000を使えるようにと思ったのだが、音が出てくれないのでいじっていたら、元のLinux環境でも音ならんくなってかなり焦った。。
結局、Linux環境で音がならなくなったのは別問題だったのでここでは省略する。

で、wine の音問題に関してはまだ解決してません(苦笑)多分ossドライバがダメなんだという予想はあるけど。。 audaciousでも出力をossにすると、動いてるように見えて音が出ないという全く同じ症状になるので。 wineのalsaドライバってあるのかな?あれば入れれば出るかな?

・課題(2010/08/09現在)
・2号機のSamba(=システムはeuc-jp、code pageはcp932)につなげたときの文字化けをどうにかしたい (解決済み♪)
	文字化けするのは、Vine5のファイルブラウザがUTF-8しか対応してないから(対応しろよ。。)。

	※2010/08/17追記:smbmount から進化した mount -t cifs で直接マウントすればいけるんちゃう?ということで試した。
	shからは「????」でよめず、ファイルブラウザからは一部はちゃんと見え、一部は化ける。
	それでも普通よりはマシかな?と思ったが、一部は開け、一部は開けない。これは問題。
	デフォルトアクセスでは文字化け以外は確実にアクセス可能なので。
	しかも作成したファイルは全てUTF8で作成されてしまい、サーバ側のコードに変更されずに保存されてしまうので、
	2号機で見るのはもちろん、Windowsマシンからのアクセスでも化けファイルが見えることになる。

	でもマウントオプションでどうにかなるやろと思って codepageやiocharsetを指定してみるものの、
	いくら変更しようが殆ど無視される(?)みたいだ。

	で、同様に悩んでる人の次善策で、fuse-convmvfs というのを使うというのがあり、こいつを採用した。
	こいつは apt-get で インストールできる。

	方法はまず、cifs で ダミー マウント、convmvfs で文字コード変換してマウントという二重マウント方式。
	# mount -t cifs //rx-178/data   /mnt/dummy/data   -o user=xxxx,password=pppp,uid=502,gid=333,umask=0002
	# mount -t cifs //rx-178/htdocs /mnt/dummy/htdocs -o user=xxxx,password=pppp,uid=502,gid=333,umask=0002
	# convmvfs /mnt/rx-178 -o icharset=cp932,srcdir=/mnt/dummy,allow_other,uid=502,gid=333,umask=0002
注意点としては、allow_other オプションをつけないと、rootでしかアクセスできないという点。 一瞬、convmvfsでマウントしたら一般ユーザはアクセス不可なのかと思ってしまった。 これで、上記例でいうところの /mnt/rx-178 にいけばshでもファイルブラウザでもちゃんと文字化けしないでアクセスできる。
・Monster-Xを使えるようにしたい。
	音楽、動画が完全にLinuxで見れる今現在、XPを起動する唯一の理由がこれ。
	一応XP上では、MxCaptureで1080iの完全キャプが可能な環境は整ってるが、
	テレビ自体、野球中継しか見てないし、キャプも全くしてない。
	Linuxでやれればもっと軽い負荷でできるんちゃうかな?とは思うけど、
	そもそも利用可能なドライバがあるのか不明。勉強不足なので、さっぱりわからん状態。
2010/09/08追記:lspciの表示結果「 02:00.0 Multimedia video controller: Device 1a0a:6200」でググってみたところ、 どうもLinuxでは、アナログHDTVキャプチャはHauppauge社のHD PVRしかフリーなドライバがないらしい。 2010/05/06の時点でそう解答されてるから、今もそうなのだろう。とりあえず諦める。 後は、wineで整えるかだが、昨日音関連でハマったのでちょっと大きく触れない状態。 基本は*.dllを整えれば動くのかな?と思うが、winsxsの下なんかはmanifestsとか設定せなあかんのかな? 中途半端にエラーメッセージに従って mfc80uを入れればウィンドウだけは立ち上がるようになったけど、いろいろダメみたい。